ラベンダーの香りの3つの効果・効能
相模大野リラクゼーションサロンしえリズム
細い茎の先に紫色の小さな花をたくさん咲かせるラベンダー。
ラベンダーのさわやかな香りは、好む人が多くアロマトリートメントの現場でも広く用いられています。
今回は、そんなラベンダーの香りの効果・効能や使い方についてお送りします。
ラベンダーの香り
ラベンダーは、古代ローマの時代からハーブとして利用されてきた植物で、「万能オイル」としてアロマテラピーで精油やアロマオイルが利用されます。これは、その香りに以下のような様々な効果・効能があるためです。
ラベンダーの香りの効果1
リラックス
人は、交感神経と副交感神経によって体の生命維持機能を調節し、また心の安定を保っています。この交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、体や心に様々な不調をきたすようになります。
ラベンダーの香りをかぐと、副交感神経が優位になって、リラックスした気分になります。
また、交感神経による緊張がゆるむことから血圧が低下したり、痙攣を抑えたりするとされています。これらの効果から、うつや無気力、不眠、ストレス解消といった心へのよい作用と、血圧低下や筋肉の緊張をほぐすなど体へのよい作用の両面が期待できます。
さらに、ラベンダーの香りをかぐことで、気分を安定させるα2波というリラックスした状態で出る脳波が増加したという研究結果も、リラックス効果が高いという裏付けとなっています。
ラベンダーの香りの効果2
鎮静・鎮痛効果
ラベンダーに含まれる香り成分「酢酸リナリル」は、精神を安定させるセロトニンの分泌を増やす効果があります。
これにより、傷の痛みを和らげる鎮静作用や、頭痛や生理痛、胃痛を和らげる鎮痛作用が期待できます。
ラベンダーの香りの効果3
抗炎症作用や殺菌・消毒作用
傷の治りを早めてくれる効能があります。
特に軽いやけどやかすり傷などへの効果が高く、痛みが治まるだけでなく、跡も残りにくくなるそうです。
精油(エッセンシャルオイル)・アロマオイルの楽しみ方
ラベンダーは、精油の中でも刺激が少ないことから、肌に直接塗ってもよいとされています。
殺菌や鎮痛作用があることから、傷ついた肌に塗れば状態が改善していきます。
ただし、通経作用やホルモンへの作用があるとされていることから、妊娠初期など普段と違う状態の体のときは使わないようにしてください。
ラベンダーの他にティーツリーも直接塗布ができるアロマと言われていますが、他の精油は刺激が強いため、マッサージや皮膚に塗布する際はベースとなるオイルで希釈して使用します。
※日本での「アロマ」のくくりは幅広く、ラベンダーの成分が入っていなくてもアロマとして表記されていますので、ご購入の際は成分表などの記載があるものが安全です
詳しく知りたい方は→アロマの秘密へ
https://cielism.com/aroma/
アロマオイルの楽しみ方
芳香浴
アロマバス
入浴・手浴・足浴・座浴・フェイシャルスチーム
温湿布・冷湿布
アロママッサージ・オイルトリートメント
アロマクラフト
と様々です。
ラベンダーは、古代ローマの時代から利用されてきた人と関わりあいの深いハーブの1つで、花の柔らかな紫色にも癒やされます。
精油や香りの効果・効能も豊富です。
気持ちが疲れがちな現代社会において、心を落ち着かせてくれる頼もしい存在かもしれません。
1本精油をもっておくと、ちょっとリラックスしたいときにすぐ使えてとても便利ですよ。
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