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相模大野のリラクゼーションで筋膜について知る1

2018/05/23
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こんにちは。相模大野のリラクゼーションサロンしえリズムです。

当サロンのこだわりの技術は筋、筋膜にアプローチしています。

そこで、筋膜とは?、についてお話します。

筋膜とはその名の通り、筋肉を覆っている薄い膜のことを指します。

英語ではMyofascia(マイオファシィア)と言い、Fascia(ファシィア)は内臓や中枢神経にも存在し、包むものによって名前が変わりかなり広い概念のことを指します。

なので、Fascial-release(ファイシャルリリース)というのは正しい用語ではなく、Myofascial-release(マイオファイシャルリリース)であり、正確には日本語訳も”筋膜リリース”ではなく、”筋―筋膜リリース”となります。

Fasciaの概念を知っているだけでも「おっ、この分野を勉強してるね!」となるので、特に専門職の方は知っておくと良いでしょう。

 

筋膜は全身に連なる結合組織で、3次元的に身体全体を覆っているため、「第2の骨格」とも呼ばれています。3次元的というのは並列に正しく並んでいるのではなく、縦横無尽に走っている網の目をイメージしていただくと良いと思います。

発生学から考えた筋膜

発生学的には膜を含めた結合組織は全て中胚葉由来なので、

筋肉

靭帯

関節包

も元をたどれば同じ種類の細胞ということになります。内臓や中枢神経を包んでいる膜も膜構造で一つに繋がっています。

よって、身体のどこか一ケ所に歪み(ひずみ)が生じれば、それがわずかなものであったとしても、結合組織の膜を通して全身に波及していくことになります。そのため、数年前の足の怪我が原因で肩こりや腰痛が生じる、なんて可能性もあるわけです。

筋膜のイメージ

これも筋膜の機能を捉える上で知っておくと良い考え方です。

”テンセングリティ”とは、

張力(tension)

統合(integrate)

を合わせた造語で、全ての構造は張力と圧縮のバランスによって支えられているというものです。

 

人の身体で言うと、身体の一部の歪みは全身に分散するようにできているということになります。筋膜は絶妙な張力でバランスをとっており、ある一部分の張力が崩れると筋膜上の全体のバランスが崩れてしまうということになります。

筋膜の構成組織

筋膜の構成組織は、

強度と形態を与えるコラーゲン(膠原)線維

形態記憶性と伸張性を与えるエラスチン(弾性)線維

からなります。それらの隙間のことを基質(間質)と言います。

コラーゲン(膠原)と言えば関節軟骨のイメージがありますが、筋膜のコラーゲンはⅠ型コラーゲンで軟骨などのⅡ型コラーゲンとは異なるものなので混同しないよう注意して下さい。

筋膜の他には、

皮膚

靭帯

関節包

骨膜

もⅠ型コラーゲンです。

また、筋膜は大きく5つに分けることができます。(イラスト参照)

浅筋膜

深筋膜

筋外膜

筋周膜

筋内膜

1.浅筋膜

皮膚と筋肉の間の皮下組織と呼ばれる場所にあります。

弾力性のある疎性結合組織

脂肪組織

で構成されています。

浅筋膜自体には血管は存在しませんが、

血管

リンパ管

神経

などの通路を提供しており、身体を保護する役割もあります。

浅筋膜と深筋膜の移行領域は固有受容性神経終末が高密度に存在しており、赤筋の約10倍と言われています。そのため、筋膜は人体の中でも有数の感覚器官になります。

2.深筋膜

浅筋膜の深部にあります。

厚さは約1㎜で、下側の筋肉へと繋がりますが、外側は筋を連結しながら全身へと広がります。別名、”伝達筋膜”とも呼ばれています。

 

深筋膜は、手足などの四肢と体幹では少し構造が異なります。

四肢部

四肢はコラーゲン線維が3層構造となっており、その間に、

疎性結合組織

ヒアルロン酸

があります。これらが筋膜の滑りに重要な役割を果たしています。

体幹部

体幹は深筋膜と筋外膜が融合し1枚の膜となります。隣接する筋肉の間(例えば外腹斜筋と内腹斜筋)に疎性結合組織とヒアルロン酸があります。

3.筋外膜

深筋膜のさらに深部にあり、筋と直接連結する膜です。

上述した通り、体幹では深筋膜と筋外膜は融合していますが、四肢は深筋膜とは融合せず、筋の中の筋周膜と筋内膜に連結しています。

※書籍や文献によっては筋内膜・筋周膜・筋外膜も含め深筋膜とされているものもあります。

4.筋周膜

複数の筋内膜で包まれた筋束を包む膜です

5.筋内膜

複数の筋原線維を包む膜です

筋膜のつながり(連結)

筋膜は全身を包んでいる膜であり、運動時の全身のつながりを知っておくことが重要となります。

筋膜配列は運動方向に基づいて分けられています。

前方運動:腕や足を前方に動かしたり、身体を曲げる時のつながり

後方運動:腕や足を後方に動かしたり、身体を伸ばす時のつながり

内方運動:腕や足を身体に近づけたりに、身体を真っすぐにする時のつながり

外方運動:腕や足を横に動かしたり、身体を左右に曲げる時のつながり

内旋運動:腕や足を内側に捻ったり、身体を内側にまわす時のつながり

外旋運動:腕や足を外側に捻ったり、身体を外側にまわす時のつながり

また、アナトミートレインも筋筋膜配列を知る上では重要な知識となります。

アナトミートレインとは、その名の通り”解剖列車”と訳され、筋筋膜を通して全身が複合的に繋がっているという考え方に基づくものです。

相模大野のリラクゼーションサロンしえリズムでは、この[筋膜のつながり]を意識して施術を行っています。

数多くある相模大野のリラクゼーションサロンでも、筋膜のつながりを意識して施術を行うセラピストは少ないと思います。

 

相模大野のリラクゼーションサロンしえリズム